私の友人に万年ダイエッター男がいますが、20キロ太って痩せようとしました。
自転車に乗るだけで10キロ程度は落としますが、雨続きや寒さが続くとすぐやめます。
寒いから運動もしないで冬の食べ物の誘惑には勝てずすぐ元通りというわけです。
筋トレと組み合わせることを勧めても「筋トレはつらいから嫌だ」と言って頑固にやりません。
結局、夏から秋に頑張っても冬に動かなくなって、毎年同じことを繰り返します。
季節によって運動量が大きく変わるし、太らない体作りをしないので万年ダイエッターになってしまうのです。
夏は暑すぎて運動には向かないし、冬は寒すぎるとコンディションも心配になります。
自分一人だけでどんな環境でも黙々できると思えないなら、ジムを使うことをオススメします。
ジムを使うメリット
「ジムはお金がかかるので嫌」と言って、自己流で挫折続きの人に教えたいジムを使うメリットです。
ジムは季節感+天気に関係なく動ける環境→ウェアのコスパがいい
ジムは年中Tシャツに短パンのスタイルで運動することができます。
冬にランニングで痩せようと思うなら、ランニングシューズだけでは足りません。
ランニング用の冬用ウェアをいくつも用意する必要があります。
まして、気温が劇的に下がる1月2月に寒い中で走るというのはベテランランナーでも嫌がる環境です。
私の知人のランナー(1キロ3分台の強者)は真冬はほぼジムのランニングマシンが多いです。
「寒いから外で走るのやだw」と言って、ジムで練習してます。
真冬で特に気温が低いときに大会の時以外はあまり走りたがらないのです。
運動してない上に走り慣れてないダイエッターが真冬でそんなことをできるでしょうか?
寒くて運動するのが嫌だと言ってやめたダイエッターはごまんといます。
逆に真夏の30度超す気温で外で運動するというのも考え物です。
体力のない人間ならかなり動くのがしんどいです。
熱中症のリスクもあります。
それに対して、ジムはウェアは基本夏物だけでいける室温にしているので
年中夏物だけあればOKです。
暖かいので体は動きやすいし、器具も豊富でスタッフもいるのでトレーニング法の相談もできます。
ジムを使わないことは体への負担+精神力+ウェアの用意が必要になります。
そう考えるジムの会費は挫折防止にもつながる運動しやすい環境の使用料とも言えます。
ジムで仲間ができると楽しくなる
ジムには万年ダイエッターも少なくありませんが、中には憧れてしまうぐらい体が締まってかっこいい人が男女ともにいます。
私はそういう人たちと仲良くなっていろいろ教えを請うようにしています。
さらにイントラも効果的な方法を教えてくれる人が多いので、
そういう情報を参考にしながら、トレーニングの質を上げることができます。
ジム仲間と同じレッスンに出たり、一緒にハードにトレーニングをしたりすると楽しいものです。
一緒にやると楽しいのでサボる言い訳がガクンと減ってきます。
困ったときに相談できる仲間がいるといないでは精神的な負担がどれだけ違うでしょうか?
結果的に自己流で1人で黙々と強靭な精神力頼みでやるより、ずっと楽です。
レッスンに参加して自己流での甘えがなくなる
ジムでレッスンを受けると時間内はトレーニングをするしかありません。
自分1人でトレーニングをすると、「このぐらいでいいか」と妥協したり、「これは無理かも」とかできることをできないように考えてしまう甘えが出てきます。
筋トレ関連のレッスンを受けると周りの参加者もいるので、自分だけサボるとかっこ悪くて、
何とか耐えぬいてやろうという気持ちになります。
そういう妥協や甘えを抑えこむ環境がジムにはあります。
自己流で自宅だけでやるより、ずっと追い込むことができます。
結果的に早く筋力も強化できるし、痩せやすい体になるわけです。
水道代とガス代が安くなる
私は独身なので、風呂はほとんどジムで済ませています。
ジムに通う前は真冬のガス代が7000円を超えることもありました。
ヒドイ時は8000円w
ジムに通うようになって、3000円ちょっとしかかからなくなりました。
水道代もマイナス2000円ぐらいです。
家から近い人は休息日もお風呂だけという使い方もできます。
これはおまけ程度ですが、一人暮らしの人はジムを使うメリットがあります。
ジムの会費は1万円前後であることが多いですが、払うことで、水道とガス代が下がります。
結果的に+数千円の出費でジムのメリットを受けることができると考えれば、安いものではないでしょうか?
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