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「時間がない」という言い訳は時間の問題ではない。覚悟がないだけと断言する理由

「時間がないと言うののは覚悟がないだけ」

 

このツイートの通りだと思います。

 

「時間がない」を言い訳にするのはトクだから

 

時間がない言い訳はやる気と覚悟がない。

では、なぜやる気と覚悟がないのか?

 

その問いの答えは

 

「自分がやってもどうせできるようにならない」

 

という不安なんです。

 

誤:本当に時間がないからできない

正:本当はやらないでおいた方がトクだから

 

これに当てはめるケースはジム通いでも、何かの勉強でもいいでしょう。

 

途中で投げ出したり、時間を投資した後に結果が出なかったりするのが恐いからです。

損したくないという心理と言えばわかりやすいと思います。

 

「時間がない」というもっともらしい言い訳をすれば、この不安を鎮められます。

今やってないことに納得して自分のせいじゃないからと安心できます。

 

人間はストレスになることを避けて、快楽を追求するという本質を考えれば、

「時間がない」と言い訳をする方がラクでおトク。

 

「時間ができたらやる」と言う人に時間ができることはないのはこういう理由です。

無意識で時間がない状態を作り出し、やらないことを正当化しています。

 

 

「時間ができたらやろう」は最低最悪の言い訳

 

 

私がジム通いをしてることを知っている知人友人の中でも特に痩せたいと言う人は

「時間ができれば」と嘆いて何もしない人が多いです。

 

散々、LINEで筋トレのアドバイスを聞いといて

 

「時間ができたらやろうと思う」

 

と言うヤツはイラっとします。

ほぼ100%やらないんですよ。

 

半年経っても1年経っても5年経っても「時間がなかなかできないんだよね〜」とか言い続けてます。

 

どうせやるつもりないなら、アドバイス求めるなんざ迷惑。

人の時間無駄にしないでくれよと言いたい。

 

「太ったから痩せたい」とか「英語勉強したい」とか言うやつに限って、

一切何もしてないですよね。

 

本すらも買ってない。

 

人の時間を奪ってアドバイス求めておいて、一切やらない。

もうね、ふざけんなよ!と言いたい笑。

 

やらないやつは今からすぐに始める覚悟がないです。

今からさっさとやらないのなら、やる気も覚悟もないってことです。

 

 

本当のやる気を生む覚悟

 

覚悟と聞くと身構えちゃいますか?

普通はそうですよね?

 

覚悟っていろいろ言い方をされますね。

 

  • 絶対にやり遂げる
  • 絶対にあきらめない
  • 何があっても投げ出さない

 

などなど。

 

私は覚悟とは

 

  1. どんな状況でもやりたいと思ったことを達成した姿を毎日イメージする
  2. うまくいかないことを歓迎すること
  3. やり遂げることを可能にすることだけ目を向ける

 

だと考えています。

 

潜在意識はどんなイメージも現実にする(思考は現実化するというヤツ)と言われますが、その通りです。

潜在意識をうまく活用した方がうまくいきます。

 

筋トレで肉体改造できたのも、英語を身につけたのも全部同じです。

 

常に毎日こんなことをイメージしました。

 

  • 筋トレをこなせている自分
  • 肉体が変わった自分
  • 英語をスマートに話せている自分
  • 英語をスラスラ書いてる自分

 

やる気がなくなるということはなかったです。

むしろ休んでるのがもったいないぐらいで、やらない方がつらかったです。

 

覚悟を作るイメージの仕方

 

 

☓:願望(〜になりたい)はダメ 例:英語を話せるようになりたい。筋トレで痩せたい

◯:達成したイメージ 例:英語を話せている自分。筋トレで痩せた自分

 

これを応用して、壁にぶち当たったときも同じように「壁を超えた自分」をイメージします。

 

私の場合は、筋トレでバーベル40キロ台になったときに壁がきました。

全然上がりませんでした。

 

しかし、2ヶ月ほど超えられるイメージを強く持って毎回トレーニングすると

超えることができました。

 

壁に当たったときの心理は苦しいかと言えば、全く平然としてました。

むしろニヤニヤしてたぐらいです。

 

覚悟を決めるということは嫌々がなくなります。

 

脳内のイメージでは超えてるので、現実にするために今があるわけです。

悪戦苦闘してる今があっても全然動じません。

 

未来を見た上で、今がどんな状況かもわかった感覚になるので自分を責める理由もないです。

できない状況になっていたとしても、「自分はダメなんだ↓」という心理にはなりません。

 

言ってしまえば、やりたいと思うことがあってこういうイメージを強く持つことすらもやらないことは

本当にやりたいことでもないってことですね。

 

 

現実的な時間のやりくり

 

 

何かをしっかりやろうと思えば時間の確保は重要になります。

時間を確保して実践しなければ、イメージだけしても無意味ですね。

 

時間のやりくりを可能にする方法って1つだと思います。

 

「時間がないなら、削る」

 

これだけです。

 

私の場合、1日14時間は仕事してました。

それを9時間に減らしてジムに通うことにしただけです。

 

5時間分減らすためには根本的にやり方を変える必要があります。

 

思考型の仕事は早朝

単純作業を昼〜夕方

 

のように効率的に仕事をこなすためにルーティンワークを見直しました。

あとは時間が来たら、たとえ途中でもやめます。

 

今日中にやらなければならないことは実はあまりないんです。

メールの返信なんかは自分が勝手にそう思ってるだけで、相手はそうでもないということもあります。

 

そういうものを極力減らすことです。

 

主婦の人の場合、なんでもかんでも完璧にしてから自分の時間という人が多いですが、

完璧になんでもしようとすると必ず時間はなくなります。

 

「あー、今日も時間できなかった」が何日も続きます。

 

洗濯物をたたむのに1時間ぐらいかけたりするのを

 

よく使うものは全部ハンガーで干す→そのままかけておく

 

のようにやれば、たたむ必要すらありません。

 

1人者の私もやります。

仕事バリバリやりながら、家事も完璧なんて無理です。

 

独身の私ですら、自炊して洗濯物を完璧にたたんでからジムなんて行けません。

主婦の人ならなおさらです。

 

ちゃんと家事をやらないとダメだという強迫観念が強い人も多いです。

痩せたいという人は痩せて筋肉つけて体を作り直した方が健康です。

 

母親業も体力大事ですし、体が一番の資本。

長い目で見ればプラスなので、躊躇する理由はないと思います。

 

だから、完璧にやろうとするがただの自分のこだわりなら削っていいことです。

本当は完璧にやらないと気がすまない理由は完璧じゃないと自分を許せないだけだったりします。

 

時間を確保するのは自分を許すことです。

 

旦那に文句言われるかもとか他人の顔色伺ってやりたいことを全部我慢してると、

将来相手を恨むだけです。

 

精神衛生上もよくありません。

 

だから、何を言われてもやる覚悟が必要です。

やりとげたイメージを強く持ってブレない。

 

誰かの顔色を伺うのは相手のせいにしてるも同じで覚悟がないことの裏返しですよ。

 

やりたいなら、さっさとやることです。

その方が人生楽しいですよ?

 

 

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