コスパ重視志向は損したくないという気持ちが強い人に多い傾向です。
確かにお金を出して損したくないと思う気持ちは誰にもあります。
私もコスパ重視しないことは全くないわけではありません。
しかし、何かを買うときに「損したくない」を意識し過ぎると結果的に損するパターンが多いのです。
おかしくなければ安いものでいい
どうせいつか捨てるんだし、安いものでいい
確かに合理的w
合理性を追求するあまり大事なことを忘れてます。
- 本当に好きでいいもの
- 本当に必要と思ったもの
- 飽きずに長く使いたいと思えるもの
本当はこういうものを買って使った方が幸せなのです。
お得に買えたと思ったら、
- 品質がよくなかった
- 飽きるのが早かった
- 低い期待よりもさらにイマイチの性能だった
なんてことがあります。
そして、嫌いじゃないけど、「これでいいや」で買ったものは思い入れも好きな気持ちもそれほどでもないので、扱いが割と雑になりがちです。
あまりお金を使ってはないけど、使えなくなるのも早くなって結果的に損してます。
ここに気づけません。
人間の潜在意識は強く思うものを引き寄せると言われていますが、
損したくないと強く思うほど、損を引き寄せてしまう不思議なものです。
私はジムのウェアは全てアンダーアーマーを使用しています。
アンダーアーマーなんてバリバリの上級者向けと思って避けていました。
今から5年ほど前までセントラルに通ってる頃は
「自分にはこんな高いものはふさわしくない」
と勝手に決めつけてました。
この心理の裏には「自分はこの程度」という軽く見積もっている意識があったのです。
自分で自分の価値を低く見積もっていました。
だから、以前はジムウェアはホントにコスパ重視で買いました。
おかしくなければ、「何でもいいや」という感じで安物を着てました。
自分のイメージがパフォーマンスと結果を左右します。
「自分はアンダーアーマーを着るほどの人間ではない」というイメージ通りに
いつまでも「それなり」のジムの人になっていました。
筋トレもそこそこ。
有酸素もそこそこ。
体もそれほど変わるわけでもないけど、不満もなければ大きな達成感もなく5年ほどセントラルに通いました。
「とりあえす通ってるし、太らないからいいよねー」的な安心感だけはありました。
今はあの頃の自分を振り返ると「超絶ヘナチョコやなw」としか思えませんw
多少高くてもいいものを使うとパフォーマンスと結果に大きく影響する
2016年1月からコナミに通い始めた頃は、以前のコスパ重視のウェアとシューズを使っていました。
しかし、私はあの頃と同じような考え方とやり方をしたかったわけではありません。
もっと自分を根本的に鍛え直すつもりで通いたかったので、
まずは自分に思い切って投資することにしました。
アンダーアーマーのウェアとシューズを使って、それにふさわしいと思われるぐらいの成果を出そうと決めました。
私はアンダーアーマーに変えてから、それが似合う自分になったつもりでトレーニングしました。
結果としては、アンダーアーマーを使って2ヶ月目でセントラルに通っていた頃の限界をあっさり超えてしまいました。
私はセントラルに通っている頃も自分ではがんばっているつもりだったのです。
しかし、やはり人間は思った通りにしかならない。
私は思った通りのレベルでいることをがんばっていただけでした。
結局あの5年は何だったんだとw
私はこの出来事からコスパ重視する買い物は必ずしもいいことばかりではないことを学びました。
それ以降はアンダーアーマーのものはアウトレットでは買っていません。
コンプレッションTシャツとハーフパンツは必ず正規販売店で買います。
ウェア上下とシューズで26000円はします。
上下1万円のウェアが3セットあります。
今までの自分では考えられない金額です。
アウトレットに残るようなものではなく、売り切れてしまうようないいものを着たい。
お金はかかるかもしれないけれど、私は自分はそういうものを着るにふさわしい人間でいたい。
そういう思いが自分の限界を超えていく力になっています。
今の自分を超えていく力は気持ちだけではなく、使うものに投資する覚悟も必要です。
覚悟を決めて買ったものだからこそ、大事に長く使うのでコスパがよくなります。
値段だけで考えている買い物は必ずしもお得とは限らないのです。
自分は何に本当はお金をかけたいのか?
よく考えて買い物しましょう。