「ボディコンバットをかっこよくやりたい」という相談を受けることがあります。
ネット上にも同じ相談をしてるケースがあります。
よくあるアドバイスは
- 最前列でやる
- グローブをつける
- レスミルズのDVDを買って観る
もっともらしいけど、全部ダメです。
最前列でやってるから、上手いわけではありません。
コナミ、ルネサンス、セントラルでも同じ格闘技系レッスンを見てきてますが、
最前列=上達するというのは絶対ではありません。
グローブをつけてる人でも下手な人はいます。
下手の横好きがグローブだけつけてるだけというタイプも多いです。
がんばればうまくなると言いたいのでしょうけど、ただがんばってるだけでうまくはなれません。
ボディコンバット参加者の98%はフォームができてないです。
ベテランでノリノリの会員でも曲の雰囲気にまかせて、
でたらめなままがんばってるだけという感じです。
フォームがかっこいい人はコンバットやった効果は高く、体が締まってます。
フォームができてる=運動効果が高い→負荷を上げれば、効果増
フォームがダメ=運動効果が低い→負荷を上げても、効果がない
汗をかいてもたいして効果がないのはフォームがなってない人です。
ちゃんとしたフォームでコンバットをやって、負荷を上げたら60分クラス(マスター)なら、
ぐったりなります。
フォームがなってない人は汗はかくけど、疲れてない(疲れが少ない)ので効果が薄いです。
フォームをかっこよくするなら、格闘技の基本から学べ
私が必ず推奨するのは格闘技の動きを基本から学ぶことです。
ボクササイズだから〜となめてる人でフォームがキレイな人はいません。
フォームができてる人は格闘技の動きを基本から練習した人ばかりです。
私はボクシング、空手(極真黒帯)、日本拳法(師範代)の人たちから、基本を教えてもらいました。
あとは教本を買って、チョコチョコ練習しました。
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ひたすら鏡の前でフォームを確認して毎日ヒマさえあれば、5分でも練習しました。
その積み重ねで今は「フォームがキレイでカッコイイ」と褒められるようになりました。
ボディコンバットのDVDに出てくるインストラクターは格闘技専門の人間ではないです。
まして国内のレスミルズインストラクターも格闘技経験者ではないことが多いです。
フォーム自体はあまり参考になりません。
同じレッスンに出てるうまい人に教えてもらう
これが一番早いです。
「あのーフォームがうまいし、きれいだから教えてください」
この一言を言えば、喜んで教えてくれる人います。
「オレ(アタシ)なんかが声かけて邪魔しちゃ悪いし・・・」
って無駄な遠慮してる人が多いです。
日本人はいちいち遠慮して声をかけたりしません。
仲良くなって一緒にレッスンに出て、レッスン開始前と終わりに少しずつ見てもらえば
確実にうまくなります。
それとプラスで自己練習すれば確実に上達します。
見てるだけでうまいフォームを見よう見まねでできるセンスがあるなら、
後ろにつくだけでもいいでしょう。
格闘技の動きは見てるだけで身につくほど甘くはありません。
格闘技の基本をしっかり理解した上でコンバットをしてる人
コンバットの動きを真似だけで何とかしようとする人
フォームに差が出て当たり前です。
見よう見まねの感覚まかせではいつまでたっても、フォームは変わりません。
フォームをかっこよくするなら、格闘技の知識を得ることとうまい人に教えを請うこと。
本格的にやらずともそれだけでフォームは劇的に変わります。
私は空手パンチはこのDVDを参考にしてます。
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