仕事

ハンマー型上司のいるところは離職率がハンパない上にいるメリットがない

私個人だけの経験でもハンマー型の上司というのはたいていロクなのがいません。

 

私が個人的に思ってたことをズバリ書いてくれてるブログがありました。

 

引用元

離職率が高い職場の最大の問題点は労働条件ではなく上司・部下間の人間関係だ!

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●社歴も長く上層部からは実力派と見られているAさんの
実例

Aさんの特徴

・常に短期的成果を望む。目標(ゴール)提示は曖昧だが
手法に関しては自らのやり方を強制し、できなければ
激しく叱責。
・Yesマン万歳主義。何か意見を言う人間は徹底的に叩き潰す。
・アイデアは豊富、発想力に富むが実務能力には乏しい。
そのため形にする実務は部下任せ(しかし完成形には
こだわりが強く厳しいダメ出しをする)
・部下からの日報や報告に対して反応が薄く返信はない。
・自分のいい加減さは隅に置き、部下には完璧な仕事を求める。
・気分によって言うことがその時々で異なり一貫性がない。
・恐怖・強制力で部下を支配する(感情の起伏も激しい)

Aさんは巷で言われる典型的なハンマー型上司です。
部下を上からハンマーでガツガツ叩き、やがて叩きすぎて潰して
しまう上司です。
わたしはこの方のことを心の中で「壊し屋」と呼んでいました。

こういう上司がいる部署は確実に離職率が上がります。
ある程度優秀で仕事ができる部下なら何とか数年は耐えられる
のですが、5年もたつと皆完全に自分を見失ってしまいます。

仕事のやり方・手順・手法に対してこうしなさい、ああしなさいと
言われ続け、その通りできなければ叱責されていると人間自
らの意思を失っていくのですね。

結果に対してものを言われることは人間ある程度大丈夫なん
ですけどね(そこは本人もダメなことはわかっているので受け入
れられるのでしょうね)

例えば売上が悪いとか、分析が甘い、書類の不備への指摘
なんかはある程度受け入れられるんです。

しかし売上あげるためにこういう営業のやり方やって、顧客への
電話はこういうタイミングで、こう話して、声のトーンはこうで、
プレゼン資料見せてみろ、この資料じゃダメだ、こう書け・・
とやり始めるともう部下は完全ロボットとなり、考える思考をなく
していきます。

もちろんこれが新人だったり、営業ツールとして必要なマニュアル
の指導なら手法を教えることはいいのですが、上司の個人的な
ノウハウ(自分が成功してきた、自分にしかできないノウハウ)
だったりするとアウトです。

単なる手法の強制はやる気や思考を失わせ仕事の楽しさを
奪っていきます。
オレの言うとおりにやれば売上上がるんだ!的なマネジメント
は確実に失敗します。

Aさんは典型的に部下を自分の型にはめる上司で、しかもその
やり方をやろうとしてできなかった部下には更なる叱責を重ねて
いました。

また叱責のポイントも日によって違ったりしました。
あるときはこの資料でOKを出したのに、あるときは同じ資料
でも烈火の如く怒ったりしていました。

当然のことながら部下は混乱します。
次は叱責されまいと必死にAさんに認めてもらえるよう、Aさん好
みのものを作成しようとしていきます。

Aさんの部下はみなAさんの顔色ばかりを窺い、毎日ビクビク過ご
す日々でした。
またAさんに対する批判は部下の間で公然と行われ、Aさんを慕う
人は社内で皆無の状況でした。

そういう日常に嫌気がさして退職していく人をわたしは多数見
ました。

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私が一緒に仕事をした人間の中にこのブログの記事通りの人物がいて、

1年も持たずにどんどん人が辞めていくのです。

 

  • この人は自分がいかに仕事してるかをアピール
  • 自分の協力者である部下たちは思い通りに動かすだけの駒扱い
  • 同じ仕事でも気分で指示が全然違うものになる
  • 思い通りにならない人間は無視→仕事を理由にして、個人的感情でやり方にネチネチケチをつけていびる
  • 自分こそが一番仕事ができて、一番効率のいいやり方をしてると思い込んでいる
  • 感謝もなく、自分の思い通りに動いて当たり前という感覚

 

まさに記事通りの人物です。

ここではこの人をハンマーさんと呼ぶとします。

 

ハンマーさんはいつも「人がいなくてオレばっかりキツい思いしてる」とあちこちで文句ばかり言い、

他部署から応援要員をもらってもきてくれた人にまでケチをつける始末です。

 

平たく言えば最低な人間ですw

 

おれはキツイ仕事してるんだから、応援もらっても当然→でもおれの希望通りじゃないやつはいらない。いいやつよこせ

 

こういうトンデモな論理を展開する痛い人です。

 

この人の部署の離職率の高さはハンパないです。

アルバイトは1年持った人間がいません。

 

同じ社員ですら嫌がって異動させてくれと上にお願いするぐらいです。

 

この人とは仕事をしたくない→だから優秀な人ですら離れていく

 

簡単な理由がわからない人間なのです。

 

仕事自体は一番キツイわけでもなく、暇な時間はスマホでゲームしてるんです。

アルバイトが動いてる間もお構いなしです。

 

こんなザマなので常時人が足りなくなって、ギャーギャーあちこちに文句を言っていました。

 

「仕事が回らないのは人(何でも自分の思い通りになる)を入れてくれないせいだ」と今でも思い込んでいるようです。

 

さらにいなくなった人間を「あいつは使えない」と言って悪口を言いまくってる始末です。

この人は最低過ぎるので、今はもう関わりたくないです。

(今後クビになって仕事紹介してくれと言われても絶対しません。)

 

自分が人間として問題があるという単純なことがわからないで他責なのが

ハンマーさんを含むハンマー上司の典型です。

 

嫌がって去っていった人には割と優秀な人もいました。

彼はハンマーさんに過小評価されていましたが、実力的にはハンマーさんより段違いで上です。

 

そのうちの1人は今は別の部署で長をやっています。

彼の部署は人材の確保が安定しています。

 

彼はそのハンマーさんのところにいた人です。

 

仕事の量もタフさも今の部署の方があります。

彼の部署に比べれば、ハンマーさんは単純な量では5分の1ぐらいです。

 

彼の部署の人達は仕事はきつくても楽しそうに仕事しています。

固定のメンバーがいるので安定して仕事が回ります。

 

ハンマーさんのような上司としての役割を勘違いしてる人というのは大抵は自分の思い通りに何でも押し付けているのです。

成果≒やり方を何でもオレの言うとおりにではないのです。

 

優秀な人にやり方を強要する人は大抵は仕事ができない人です。

 

ハンマーさんは優秀な人の能力を発揮させず、自分で何でも抱えて自分が一番仕事をするハメになっているのです。

 

ハンマー型上司はビックば勘違い野郎であることが往々にしてあるということになります。

そういう上司がいる職場は力をつけるには不向きです。

 

こういう上司の仕事のやり方はダメなことばかりなので、学ぶ価値もありません。

自分で仕事するようになってこういう人の無能さがよくわかります。

 

離れるのがオススメです。

 

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