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ミスチル桜井和寿の作詞作曲法にも使われるU理論の本を読んでみた

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「U理論入門」中土井僚著

 

U理論は「組織を変える」という言葉のイメージが先行しているので、

マネージメント的なイメージだったのでずっと避けてきました。

 

U理論ってなんやねん?という人にはざっくり説明すると、直感や創造性を意図的に発揮する方法とでも言うべきでしょうか。

 

思考法であり、想像力であり、問題解決の手段でもある何とも応用方法が広いものです。

 

その結果、組織の問題や人間関係の問題を今までとは違う形でうまく処理できるようにした理論です。

すでに国際社会や組織でも多く実践され効果を出しています。

 

驚いたことはこのU理論というのが実はMr.Childrenの桜井和寿の作詞作曲にも使われているというのです。

 

彼の曲作りはまずメロディーから出来上がるそうです。

そのメロディーが訴えたいことを何なのかをじっくり探っていきます。

喜びなのか、怒りなのかを探っていく過程が歌詞につながっていくという流れです。

 

彼はこういうことを歌いたいとか、こういう曲を作りたいという形から入らず、

浮かんできたメロディーの訴えたいことを探すようなやり方をします。

 

自分という人間は置いておいて、音楽を通して人とつながっていくことを求めている彼の姿勢が

会ったこともない人達の「そうそうこれをいつも思っているんだ」という共感を呼び、心を掴む歌詞につながるというのです。

 

この当たりのことは、U理論入門の230ページあたりに書いてます。

 

ミスチルファンの人は読んでみてはどうでしょうか?

 

 

人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門

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自分の気持ちをズバっと表現してくれたような歌が多い秘密がU理論のやり方と同じだというのです。

U理論は人の気持ちをより深く理解して、幸せな人間関係にも使えます。

 

 

 

入門編でもわかりにくいという人は最初はマンガ版からおすすめです。

 

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こちらは2時間もあれば読み切れます。

 

 

マンガでやさしくわかるU理論

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